
課題ばかり出されて辛い…
課題ってなんとかして減らせないの?

やっと看護学校卒業したのに、就職したらまた課題の日々。
せっかく勉強から逃れられると思ったのに辛いですよね。
学校の勉強は国試対策、看護師の勉強は仕事に必要な知識と技術を得るためです。
私は院内教育担当者として、たくさんの新人看護師に課題を出してきました。

課題をなるべく減らしてあげたくても、減らせずに悩んだこともあります。
しかし、積極的に調べて答える新人看護師には、課題を出さずに終わることが多いことに気づきました。
今回、課題を出さずに終わった新人看護師の行動を参考に、新人看護師が意図的に課題を減らす方法を伝えたいと思います。
この記事を読めば、課題を出す先輩を黙らせ、辛い課題を減らして休みの日に休める環境を作ることができます。
実際にどのように先輩に声を掛ければいいのか、実践で使える質問テクニックも紹介していきます。
参考 『新人看護師が4月中にやるべきこと7選| 5月に向けて準備しよう』
新人看護師あるあるを『新人看護師あるある33選|1年目の【悩み】を解決する方法を紹介』で紹介してます。
勉強したくない新人看護師が課題を減らす5ステップ

先輩からの課題を減らし、休みの日に勉強しないための方法は以下の通り。
- 日々の仕事で課題を見つける
- 勉強課題を先輩と話し合って整理する
- その日のうちに調べられことは、その日のうちに報告する
- 課題は次の日までに10〜20%の内容で報告する
- 勉強は勤務日に終わらせ、休みの日は勉強しない
課題は先輩より先回りして、自分から見つけていくことが重要です。
先輩と課題の整理をして、膨大な課題の量を先輩に減らしてもらいましょう。
課題は、完璧を求めず10〜20%程度で報告します。
課題を10〜20%程度調べる程度なら30分もかかりません。
紙にまとめず、口頭で報告すれば時間も節約できます。
報告後、先輩からさらに深く学ぶよう言われてから100%のまとめを作ってください。
その日の課題を業務後30分で終わらせれば、2時間前後は余裕があるはずなので、その時間を使っていきましょう。

仕事の日は休むことより、勉強を徹底してください
その分、休みの日は仕事も勉強も忘れてリフレッシュします。
このメリハリが新人看護師に必要なことです。
それでは、実践方法を紹介していきます!
新人看護師の勉強|日々の課題の見つけ方

課題はどうやってみつければいいの?
新人看護師は勉強の必要性はわかっても、何から勉強していいかわかりません。
まずは、日々の業務から課題を見つける必要があります。
看護師の課題の見つけ方
- 受け持ち患者の疾患
(疾患に関する解剖整理・検査・治療・看護) - フォローの先輩に質問されて答えられなかったこと
- 実践した看護技術の根拠
- 1日の中でわからなかったこと、疑問に思ったこと
受け持ち患者の疾患
受け持ち患者をベースに課題を見つけるのが一番の近道です。
疾患を知らなくては、先へは進めません。
疾患を調べる上で重要なのは
- 解剖整理
- 疾患による体への影響
- 検査
- 治療方法
- 治療に使われる薬や医療資材
- 看護
以上は最低限調べることで、疾患によってはさらに深掘りする必要があります。
配属された診療科で、よく見る疾患を中心に勉強しましょう。
フォローの先輩に質問されて答えられなかったこと
新人看護師には必ずフォローの先輩看護師がいます。
先輩看護師はいろいろ教えてくれますが、全部は教えてくれません。
答えられなかった質問内容はそのまま課題になります。
先輩からの質問は、受け持ち患者に関わる質問になるので、疾患の勉強とかぶってきます。
質問されたことを重点的に疾患の勉強をすれば、効率的に勉強できます。
答えられなかったことを中心に調べて、疾患の勉強に繋げていきましょう

先輩の質問は一方的に課題が増えるわけではないので、慌てなくて大丈夫です
実践した看護技術の根拠
看護師になって初めて看護技術を実践します。
特に
- 胃管の挿入
- 採血
- 浣腸
など、侵襲を伴う手技は、患者さんにリスクを負わせるため注意が必要です。
- 鼻腔から胃までの長さは?
- 測定方法は?
- 浣腸に適してる体位は?
- 手首近くで採血しちゃいけない理由は?
どれも根拠をもって実施しないと危険です。
先輩も、根拠を求めてくるので、答えられるように勉強していきましょう。
1日の中でわからなかったこと、疑問に思ったこと

先輩の後ろについて回ってるだけでも、わからないことだらけですね
初めて働くので、わからないことばかりです。
わからないことは悪いことではありません。
わからなかったことはその場でメモして後で調べましょう。
自分がわかっていないことを理解するのも、社会人として重要なスキルです。
新人看護師は、勉強課題を先輩と話し合って整理する
「課題の見つけ方」で解説したように課題を見つけていくと、課題が多くなりすぎてしまいます。

課題が多すぎて、どこから手をつけていいかわかりません
先輩に課題を整理してもらいましょう

勉強することが多いなら、先輩と話し合って整理してもらうのが一番です。
「課題の見つけ方」に合わせて、先輩に確認する内容をまとめました。
課題 | 先輩に確認すること |
疾患について | 疾患ごとの抑えるべきポイントを確認 |
先輩に質問されて答えられなかったこと | 1日の終わりに質問された内容を再確認 勉強する優先順位を教えてもらう |
実践した看護技術の根拠 | 実施する頻度の高い看護技術を確認 |
1日の中でわからなかったこと 疑問に思ったこと | 先輩に直接聞いてみる 自己学習をうながされたもののみ勉強 量が多い時は優先順位を教えてもらう |

先輩に確認することがわかれば質問しやすいです
課題を整理してもらいたいけど、先輩になんて声をかけていいかわからないよ

先輩に課題の整理を依頼するなんて怖くてできないですよね。
そんな時はこの一言を使ってください。
課題を先輩に見せながら
「今日の中で、これだけ学ぶべきことが見えてきたのですが、どこを優先的に勉強したらいいですか?」
この一言には「今日1日で自分に足りないものを把握した」「勉強したい」というメッセージが込められてます。
見学で学びを得たこと、勉強する意欲が伝わるので、先輩は「やる気あるなら教えてあげなきゃ」と優しくなります。

先輩も新人看護師は課題ばかりで大変なのはわかってます
自分一人で悩むのではなく、病棟の特性に合わせて『その日に勉強するべき優先順位の高い課題』を先輩と一緒に考えてもらいましょう。
先輩も優先順位をアドバイスした手前、優先順位の低い内容の勉強が遅れても注意してくることはありません。
また、勉強内容を整理して課題を出した責任を感じて、勉強のフォローを徹底してくれます。
新人看護師の勉強課題は、その日のうちに調べられことは、その日のうちに報告する
課題は早く提出すればするほど、質と量の負担が減ります。

課題を出されたらレポートみたいに完璧に出さないとダメですよね?
レポートのの提出は本質ではありません
先輩が求めているのは、課題を勉強して理解していることです

仕事は学校の授業ではないので、レポートのようにまとめなくても、給料が減ったり、解雇になることはありません。
そもそも先輩が質問してきた時に答えられていれば、課題にならなかったことを考えると、口頭で勉強したことを伝えても問題ありません。
課題が出されてから、勉強して返答するまでの期間が短ければ、内容が薄くても「すぐに調べたんだな」と評価されます。
しかし、返答されずにいると、返答を待ってる期間分の質と量が求められます。
「1週間経つけど、何も言ってこないってことは、1週間かけてしっかり勉強してるんだな」という考えになっているわけです。
すぐに返答するのと、時間をかけて返答するのでは、どっちの方が勉強の質と量を求められるかお分かりですね?
先輩から出された課題は、とにかく早く提出(報告)しましょう。
最短、当日中に提出(報告)すれば課題はなくなる可能性あり
先輩が課題を出す原因は「わかっていない、答えられない」からです。
勉強した内容を口頭で伝えても問題ないことは先に解説しました。
従って、その日のうちに調べて答えられれば、家に帰ってからレポートのようにまとめて提出することは求められません。
午前中に聞かれたこと、答えられなかったことは、昼休憩中の10分20分でさっと調べて、午後には先輩に伝えてしまいましょう!
先輩も調べてきたことを次の日までの課題にすることはありません。
課題を出す側も、先に答えを言われると心理的に課題に出しずらい
新人看護師の勉強内容は、10〜20%を口頭で報告すればいい
課題を出されると「100%の質で調べてまとめないと提出できない」というイメージを持ちます。
100%を目指すと、時間がかかって次の日に提出できません。
さらに、必死にまとめたことをダメ出しされ、やり直しになることもあります。
実は、100%でまとめる必要はないんです。
課題を出されたら深くまとめるのではなく、浅くてもいいので次の日に報告しましょう。
10〜20%くらいの内容で報告するメリットは3つ
- 方向性を確認できる
- 少ない勉強量でいい場合がある
- 経過報告になる
次の日に報告する場合に限ります。
数日かけて20%未満の内容では不十分です。
課題の方向性を確認できる
課題に対する勉強で一番避けたいのは、先輩の意図と勉強内容がズレてしまうことです。
コミュニケーションについて課題が出た場合
先輩の意図:傾聴方法
新人の意図:正しい伝え方
どちらもコミュニケーションについてですが、先輩の意図とズレています。
「正しい伝え方」を100%調べても課題のクリアにはなりません。
20%で報告していれば、意図のずれを修正できるので、残りの80%を無駄にせず済みます。
少ない勉強量でいい場合がある
先輩の求める勉強の質と量はそれぞれ違います。
自分の勉強する予定の20%程度の内容でも、満足してくれる場合があります。
もっと深く勉強するように言われた時は、方向性が合っているか確認して、勉強を追加していきましょう。
例えば、傾聴方法を勉強する場合
完璧を求めると
- 環境調整についての詳細
- 姿勢の詳細
- 位置関係の詳細
- 相槌やアイコンタクトの方法 など
もっと深く調べる必要があります。
深く調べる場合、すべてを覚えられないので、レポートのようにまとめる必要が出てきます。
しかし、20%程度の報告にまとめるなら
- 周りに人のいない環境
- 座りながら
- 対面せず、横に座る
- 相槌やオウム返しをいれていく
の4点だけを押さえて口頭で報告します。
日々の業務で質問される内容は、質問された状況に合わせた内容を報告すれば十分です。
4点だけなら覚えていられるし、まとめるほどではありません。
先輩の求めている答えなら、問題なく課題クリアです。
自分でハードルを上げないようにしましょう!
経過報告になる
しっかり調べてまとめて100%のレポートにまとめて提出したい場合、次の日の提出は困難です。
数日、場合によっては1週間以上かかることもあります。
先輩は、新人看護師がしっかり勉強しているか、勉強でつまずいていないか心配しています。
課題を抱えているときは、定期的にどこまで進んで、あとどこを調べれば終わるか報告しておきましょう。
学習しているかどうかをアピールするのはとても重要なことです。
先輩の安心にも繋がるし、あなたの信頼にも繋がります。
「私勉強してないよ」っていいながら隠れて勉強している人もいますが、新社会人には適しません。
しっかり、勉強していることをアピールしていきましょう
新人看護師も勉強は勤務日に終わらせ、休みの日は勉強しない

時間がかかるかもしれないけど、休みの日にしっかりやります!
この考えは危険です

5日間働いて、毎日5人受け持った場合、最悪25疾患をまとめて勉強することになります。
疾患以外にも調べる課題1つづつ出ただけでも、学習する疾患と課題は30をこえてきます。

そんなにできません
休みの日が休みでなくなり、体を壊してしまいます。
また、その日に学習できなかったとき、それまで待っていた先輩はどう思うでしょうか?
まとめてくることを期待していたのに、裏切られた気分になります。
課題は抱えず、次の日に提出して、溜め込まないことが大切です。
仕事と勉強、プライベートはメリハリをつけて、やる時はやる、休む時はしっかり休みましょう。
新人看護師が勉強内容を整理してもらうメリット

先輩に課題を整理してもらうために質問することにはメリットがあります。
整理してもらうメリット
- 自分で課題を見つけているアピールができる
- 課題の整理をしてもらうことで、膨大な学習内容に一人で立ち向かわなくていい
- 調べてもわからない時に相談しやすい
自分で課題を見つけているアピールができる
フォローしている先輩は、新人看護師が説明を理解しているか心配しています。
たくさん説明したのに、何も伝わってなかったらショックですよね。

先輩看護師も不安なんです
1日の中で新人看護師が自分で課題を見つけていたことを知ると、先輩も安心します。
この新人はしっかり話を聞いて、自分で課題をみつけることができる人なんだ。
と信頼を得ることもできます。
勉強内容の整理を依頼するのは、説明を聞いていたアピールもでき、信頼関係も気付ける手段です。
課題の整理をしてもらうことで、膨大な課題に一人で立ち向かわなくていい
課題は膨大です。
課題の見つけかたでも紹介しましたが、受け持ち患者全員分を調べるとなると一週間以上かかります。
それが毎日積み重なっていったら、課題が多すぎて勉強する気になりません。
また、新人看護師から1日の中ででた課題を提示されると、「そんなに質問してた?」と、先輩自身、意図せず課題を増やしていることがあります。
先輩も「調べきれない」と感じれば、課題の整理に積極的になってくれます。
先輩に課題を整理してもらえば、課題の壁が、階段に代わり、乗り越えやすくなります。
先輩との話し合いは積極的にしていきましょう
調べてもわからない時に相談しやすい
看護師の自己学習は、教科書をみればわかる答えばかりではありません。
専門の参考書や、時には学会の資料にしかない情報もあります。
どの課題が簡単で、どの課題がマニアックなのかは、新人看護師はわかりません。
こんな時も先輩に頼りましょう。
事前に先輩にアピールして、課題を整理してもらっていれば、その先輩は味方です。
課題を出した責任もあるので、困っていれば手助けをしてくれます。
わからないことは溜め込まず、積極的に聞きにいきましょう。
答えのわかる資料を貸してくれたり、調べかたを教えてくれたりします。
注意点
何もせずに「教えてください」は通用しないので気をつけてください。
看護師の学習はあくまで自己研鑽です。
自分で課題を見つけて、自己解決していくことが重要です。
わからないことを聞くときは
「この資料をみて、ここまで調べたのですが、ここがわかりませんでした。どのように調べたらわかりますか?」
と聞きましょう
わからないことを先輩に相談するポイント
ポイントは質問する流れです。
- 調べた資料を提示
- 調べた内容を報告
- 調べられなかったことの調べ方を聞く
調べた資料を先輩も知っていれば、資料の中の答えの部分を教えてくれます。
調べた内容を報告することで、自分の自己学習の成果をアピールできます
重要なのは『答えは直接聞かないこと』です。
答えをストレートに聞いてしますと、「こいつ、自己学習するきないな」と見放されてしまう可能性があるので、あくまで自分で調べたいスタンスを見せていきましょう。
おすすめの参考書は『ICU看護師にオススメの本11選をわかりやすさでランキング|ICU教育担当が厳選』もご参照ください。
新人看護師の勉強課題の提出・報告は必ず次の出勤時


家に帰ったら疲れて勉強なんてできません
仕事は忙しいし、勉強する気力なんて出ませんよね

仕事が大変なのはわかりますが、次の日に提出しないと大変なことになります。
提出が遅くなると出てくる問題
- 課題を出した先輩は次の日には提出してくると思っている
- 毎日新しい患者を受け持つので課題が増えていく
- 同じ症例だったとき、学習していないと先輩に責められる
参考 新人看護師の辞めたい時期を乗り越える7つの方法|相談するが重要
課題を出した先輩は次の日には提出してくると思っている
課題は、勉強しないと仕事に影響が出るものばかりです。
仕事を安全に行う、患者のためにも勉強は必要です。
先輩たちもそんな世界を経験してきているので、課題はその日のうちに勉強して次の日には提出してくると思っています。
次の日には必ず提出、提出できないならどこまで調べたのか途中経過を報告しましょう。
途中経過を報告すれば「勉強してる」ことを伝えることができます。
毎日新しい患者を受け持つので課題が増えていく
看護の世界が初めての新人看護師は、毎日のように課題が出ます。
1日1つ課題が出たとして、4連勤すれば4つも課題が重なります。
1つだけならやる気になっても、4つも課題があるとやろうとすら思わないのではないでしょうか?
課題で辛い思いをしないためにも、その日のうちに終わらせるようにしましょう。
同じ症例だったとき、学習していないと先輩に責められる
病棟ごとに専門の分野があるため、同じような状態の患者を受け持ちます。
初めて受け持った時にわかっていないのは許されます。
勉強してくるように課題が出されるはずです。
その課題をクリアしないうちに、同じ状態の患者を受け持つと「この前勉強してくるようにいったよね?」と言われてしまいます。
勉強していれば、心の準備もできますね。
新人看護師の勉強法おすすめ5選

効率的な勉強法を知ることで、仕事も勉強も同時進行の大変な時期を乗り越えましょう。
おすすめの勉強法5選
- 参考書に書き込む
- 関連図にまとめる
- わからないことは先輩看護師に聞く
- 勉強のハードルを低くし、完璧を求めない
- 隙間時間で勉強を終わらせる
参考書に書き込む
ノートにまとめる勉強法は非効率です。
参考書や資料を読み、重要と思うところをノートに書き写しただけ。
書き写すくらいなら、参考書のままでもいいはずです。

でも、何冊もあるから、ノートにまとめた方が見返しやすいですよね?
何冊もあるなら、一冊にまとめましょう!

一冊の参考書をメインに決め、他の参考書や資料の内容をメインの参考書に書き込んでいきましょう
参考書に書き込む最大のメリットは、索引が使えることです。
自分でまとめたノートは索引がないので、読み返したい時に見つかりません。
参考書なら、索引をそのまま使えるので、調べたい時に簡単に見つかります。

参考書なら、手間も省けるし、実用的なんですね
おすすめの参考書は『新人看護師の参考書9選|教育担当がオススメする間違いない本を紹介』を参照。
関連図にまとめる
文字ばかりでは、頭の中が整理できません。
関連図に書き起こすことで、結びつきが視覚化し、理解しやすくなります。
特に、複数の問題や疾患を抱えている患者さんの、振り返りに効果的です


関連図は苦手なんです
関連図作成におすすめの方法は、こちらをご参照ください。
わからないことは先輩看護師に聞く
調べてもわからないことは、時間をかけるだけもったいないです。
わからないことがあるなら、素直に先輩に聞いちゃいましょう!

でも、課題として出されたのに、聞いていいの?
聞き方が大切です

課題を出されて、自分で調べもせずに聞きに行くのはアウトです。
聞きに行くときは、自分で調べて、わからないところを聞きましょう。
ポイントは
- 自分で調べた成果を報告
- わからないところを明確に伝える
- 直接答えを聞かず、調べ方など、自分で調べる意欲を見せる
聞き方の例文
課題の〇〇について報告と質問です。
自分で調べて、ここまで(調べた内容を見せながら)わかったのですが、その先がわかりません。
調べる方法や、おすすめの本などありませんか?

なるほど、これなら聞けそうです!
できる範を頑張って、わからないなら粘らず聞いちゃいましょう

勉強のハードルを低くし、完璧を求めない
疾患の勉強を、完璧に実行しようとする新人看護師は多いですが、無駄なので辞めましょう。
完璧な勉強をするくらいなら、参考書をそのまま持ち歩けば済みます。
完璧を求めるより、その日にわからなかったポイントを調べる程度で十分です。
隙間時間で勉強を終わらせる
勉強のイメージは「机の上で、参考書とノートを広げてやる」だと思っている人ばかりです。
しかし、毎日疲れて帰ってきたのに、机に座って勉強なんて辛くてできませんよね?

机に座るのがストレスです
家で勉強せず、帰り道で終わらせちゃいましょう

隙間時間に、スマホで簡単に調べれば十分です。
私の体験談
私が実践してるのは、通勤中、昼休憩中です。
特に、通勤中は、やることもないので、スマホでサクッと調べて終わりです。新人看護師なら、勉強内容を、先輩に口頭で伝えるだけで十分です。
新人看護師の勉強|まとめ

新人看護師が辛くなる課題問題の解決方法はわかったでしょうか?
課題を減らす方法のおさらいです。
- 日々の仕事で課題を見つける
- 見つけた課題を先輩に整理してもらう
- その日のうちに調べられことは、その日のうちに報告する
- 課題は次の日までに10〜20%の内容で報告する
- さらに深く学ぶことになったら、休みの日までに終わらせる
- 休みの日は勉強をしない
課題はその日のうちに、遅くても次の日に、報告する。
内容は完璧じゃなくていい。
以上を徹底すれば、課題を溜め込み、休みの日も勉強することは無くなります。
辛い課題はなるべく減らして、無理せず勉強を継続していきましょう!