- 仕事が忙しすぎて、ついていけない
- 私がやりたい看護がこの病院じゃ実現しない!
- 1年も立たないで辞めたって、どこも拾ってくれないよね
新人看護師は転職できないと思っていませんか?
実は、新人看護師だからこそ、転職するなら急いで行動する必要があります。
なぜなら、早期退職の新人看護師を受け入れてくれる求人は、とても少ないからです。
私は、院内研修責任者として働き、新人看護師研修も担当していました。
新人看護師教育は、先輩看護師の受け入れるキャパシティの問題もあるので、たくさん受け入れることはできません。
教育に力を入れている私の病院でも、早期退職の新人看護師を受け入れるのは1〜2人が限界でした。
院内教育担当者の経験を活かし、新人看護師が急いで転職すべき理由をまとめています。
早期退職して転職するからこそ、新しい病院でも充実した教育を受けることができますよ!
新人看護師が転職を急ぐべき理由5選

転職したいと考えているなら、すぐに行動に移すべきです。
転職するべき理由5選
- 早期退職者向けの求人に限りがある
- 新人看護師と同じ教育が受けられる
- 教育ラダー通り成長できる
- 自分に合った職場を選べる
- 転職がうまくいけば今の職場の悩みから解放される
転職は早ければ早いほど、新しい病院の環境に馴染みやすく、新人教育もしっかり受けさせてもらえます。
参考 看護師の市場価値を高める方法は1つ|将来のビジョンに向けた経験が重要
早期退職者向けの求人に限りがある
病院は、新人看護師の受け入れ人数に合わせて、教育体制を整えています。
- 教育委員
- プリセプター(エルダー・メンター)
- チームの配置
- 教育以外の委員会
各病棟でも、教育体制を整え、年間計画も立てています。
そこに、他病院から新人看護師を受け入れると、改めて教育体制を調整する手間が生まれます。
新人看護師が年度途中から増えるのは、仕事も増え、スタッフに多大な影響を与えるわけです。
そのため、早期退職の新人看護師を受け入れる余裕のある病院は、とても限られます。
新人看護師と同じ教育が受けられる
新人看護師研修は、年間を通して計画されています。
病院ごとに研修内容は異なるので、早期退職の新人看護師がどんな研修を受けているのかはわかりません。
受け入れる病院としては、他院で中途半端に教育されてから受け入れるくらいなら、少しでも早い時期から自分の病院の研修計画で教育したいと考えています。

早めに転職してきてくれた方が受け入れ側も助かります
私の体験談
早い時期に転職してきた人のほうが、研修にも、同期の和にも順応していました。具体的な時期で言うなら、夏頃の転職者はすぐに馴染めていましたが、12月前後頃の転職者は、なかなか馴染めず、研修がつまらなそうでした。
新人看護師にとって、同期の仲間は一番の支えです。
転職先の院内研修に早く馴染むためにも、新人看護師も早めに行動しましょう。
教育ラダー通り成長できる
教育ラダーは、新人看護師からベテランまで幅広い教育計画です。
特に新人看護師の1〜2年目は重要な時期で、基礎が叩き込まれます。
転職してくると、重要な時期のラダーを経験できない可能性が高くなります。
転職した後は長く働きたいと思っているなら、教育ラダーも考慮して転職しましょう。
自分に合った職場を選べる可能性がある
就職を決めた時期が早すぎて、学校を卒業する頃に「本当は違う病院がいいんだよな」と悩みながら就職していませんか?
やりたいことができない不満は、やりたい環境にいかなければ解消されません。
現在の病院で十分に経験してから、やりたい病院に転職することもできます。
しかし、現在の診療科に全く興味がないなら、時間の浪費です。
自分にあった環境なら、多少辛くても頑張れたりします。
看護師の基礎を作る大切な時期だからこそ、自分に合った環境でやりたいことをやりましょう。
転職がうまくいけば今の職場の悩みから解放される
やりたいことができない、マルチタスクが辛い、夜勤やりたくない、人間関係が悪すぎる…
新人看護師は常に何かに悩みながら、働いていると思います。
働くうちに慣れてくる悩みもあれば、働いている間は絶対に解決できない悩みもありますね。
転職すれば、物理的に悩みを解決することができます。

転職したからって本当に解決するの?
転職は、今の環境から開放されますが、新しい環境にチャレンジすることでもあります。
- 忙しくないけど、暇すぎて辛い
- 人間関係良くなったけど、サービス残業ばかり
など、悩みから開放されたのに、新しい悩みに苦しめられる。
転職先の環境は、転職して初めて知ることができるので、リスクは頭に入れておきましょう。

早期離職の新人看護師を受け入れる理由

早期離床の新人看護師を採用するのは、病院にもメリットがあります。
病院側のメリット
- 入職研修のようなコストがかからない
- 看護師として癖がないので、教えやすい
二年目の新人看護師の転職方法は『看護師2年目は転職できる?辞めたい人が転職を成功させる7ステップ』で解説。
入職研修のようなコストがかからない
新卒採用者の初期研修は、社会人での心得から基礎技術まで指導します。
- 接遇
- 身だしなみ
- 基礎看護技術
- 医療安全
- 感染対策
- トラブルシューティング
など
初期研修は重要ですが、とても費用対効果が悪いです。
- 新人看護師は現場で働かず、研修を受けるだけで給料が発生する
- 研修指導者は現場に出れず、病棟は看護師を失う
早期離職の新人看護師を受け入れると、研修コストがカットできるので、病院も助かるんですね。
看護師としてクセがないので、教えやすい
どんな病院でも、ローカルルールがあります。
- 点滴固定の方法
- チューブ固定の方法
- 処置の手順
- 経管栄養の管理
- 薬の管理・確認方法
など
病院ごとにやり方の違いに戸惑うのは、看護師転職で必ずぶつかる壁です。
ローカルルールが染み付いている看護師を指導するのは、とても手間と労力がかかります。

経験年数が長い看護師に教えるのは、逆に指摘されたりして面倒な面も多いんです
新人看護師は、ローカルが染み付く前なので、自分たちのやり方を伝えやすく助かります。
指導のしやすさは、受け入れ側にとっても大きなメリットです。
新人看護師が転職したいと思う理由

新人看護師は仕事が辛いと感じたとき転職を考えます。
- 人間関係が辛い
- 仕事量に比較して給料が少ない
- 仕事の責任が思い
- 実力不足を痛感する
- 疲労困憊(過酷な労働環境、不規則な勤務形態、過剰な時間外労働)
- ワークライフバランスがとれない
- 感染対策・対応
現場を経験してから、イメージと違う、体がついていかない、と感じる新人看護師はたくさんいます。
特に人間関係は重要です。
怖い先輩や、いじめてくる先輩が一人でもいると、仕事にいくことすらできません。
転職せずに頑張ることも大切ですが、肉体的にも精神的にも辛いときは迷わず転職しましょう。
私の体験談
実際、人間関係が辛くて転職してきた新人看護師に研修で声をかけると「転職してよかったです。ここの看護師さんはみなさん優しいので、仕事が忙しくてもがんばれます」と笑顔をみせてくれることが多いです。
教育に力を入れている病院ほど、新人看護師に優しい雰囲気づくりを心がけています。
迷うなら転職したほうがいいことも多いです。
新人看護師が感じる辛いことを『新人看護師が辛いと感じる7つの原因|人間関係がダントツの1位』でまとめています。

新人看護師が転職する5つのデメリット

もちろん、新人看護師が転職するのにデメリットもあります。
デメリット
- 求人の選択肢が少ない
- 転職先で新しい仕事を覚えなくてはならない
- 「すぐ辞める看護師」と思われる
- 悩みが改善されない可能性もある
- 半年以内での転職はリスクがある
求人の選択肢が少ない
先にも解説してますが、早期退職の新人看護師を受け入れる求人は少ないです。
- 受け入れ体制が整えられない
- すぐに辞めるイメージがある
- 途中から研修に参加すると、馴染めずまた辞めてしまう
教育体制の整った病院で再チャレンジしたいなら、早めに転職活動をして求人を探しましょう。

そんなこと言っても、看護師なんて人手不足だから引く手あまたでしょ?
看護師の求人が多いのは、看護師として戦力になる人達です

残念ながら、新人看護師は戦力になりません。
求人なんてすぐ見つかるよ、と軽い気持ちで退職すると、転職できなかったり、希望した仕事が見つからないと悩むことになります。

転職活動は早めに行い、しっかり求人を探しましょう
転職先で新しい仕事を覚えなくてはならない
やっと覚えた仕事も、転職したら0からやり直しです。
頑張りがリセットされてしまうのは辛いところ。
基礎看護技術などは、転職先でも使えます。
転職することを考えているなら、基礎看護技術はしっかり抑えておきましょう。
「すぐ辞める看護師」と思われる

「2021年 病院看護・外来看護実態調査」の結果では、新卒看護師の離職率は10.3%です。
「どんなに辛くても、入職して1年くらいは働くよね」という暗黙のルールがあるので、1年未満の退職は「嫌なことがあったらすぐに辞めるのかな?」というイメージが付きます。
すぐ辞める看護師というイメージを持たれ、多少警戒されていると考えておきましょう。
参考 『新人看護師の辞めたい時期を乗り越える7つの方法|相談するが重要』
しかし、警戒されているのはあくまでイメージです。
入職後、あなたの仕事への取り組み方を見れば、すぐに辞める看護師なのか、前の病院が合わなかっただけなのかは、わかってくれます。
悩みが改善されない可能性もある
人間関係が辛い、マルチタスクについていけない、仕事が忙しすぎる…
たくさんの悩みを抱えた結果、転職に踏み切ったと思います。
転職することで、問題解決できると安易に考えるると失敗します。
転職先の病院が、人間関係良好、仕事が楽な保証はないからです。
転職した先でも、同じ問題を抱える可能性があることは理解しておきましょう。
参考 看護師が転職で後悔しないために|実際の経験からわかったやるべきこと
半年以内での転職はリスクがある
半年以内の転職は、職場環境が理由ではなく、忍耐力がなく退職していると警戒されがちです。
半年以上経っていれば、
任される仕事量が増えて多重課題になった
夜勤が始まるタイミングで、環境に適応できなくなった
など説明できます。
しかし、リスクがあるだけで、転職ができないわけではありません。
転職するなら積極的に行動しましょう。

新人看護師が転職を1年以上待つ3つのデメリット

1年以上、3年未満で転職すると、中途半端な状況に置かれます。
看護師2年目の教育研修に入りにくいのに、戦力として考えるには未熟だからです。
デメリット
- スキルが不十分なのに教育対象から外される
- 職場によっては高いスキルがないと受け入れてもらえない
- 「すぐ辞める看護師」と思われる
新人看護師というブランドが使えないデメリットは非常に大きいです。
スキルが不十分なのに教育対象から外される
新人看護師研修は1年目に集中的に行い、2年目はフォローアップや事例検討会などがメインになります。
研修回数も減るため、病棟ごとの教育体制に委ねられやすい時期。
新人から教育している看護師は、今までの成長過程を踏まえて2年目の計画を立てます。
2年目から転職してきた看護師は、これまでの経験もわからず、人間性も癖もわかりません。

教育計画はとても立てにくいものです
新人から教育されている2年目看護師に比べると、どうしても中途半端な計画になってしまいます。
私の体験談
2年目になったタイミングで入職してきた看護師の経験を聞くと、うちでは1年目の初期に自立している技術の経験がなかったり、あまり行わない処置の経験が豊富だったりします。他の2年目と異なる教育計画を立てる必要があるので、これほどやりにくい教育計画はありません。2年目教育に力を入れていない病院では、教育計画すら立ててもらえないんだろうなと強く感じます。
職場によっては高いスキルがないと受け入れてもらえない
看護師転職は、即戦力が求められる市場です。
戦力として就職する以上、高いスキルが求められます。
基礎看護技術の自立はもちろん、アセスメント能力、他部署との連携能力なども必要です。

経験年数が増える分、求められるスキルも高くなります
「すぐ辞める看護師」と思われる
3年は働いて一人前、5年働いて一人前。
看護師業界でよく言われる一人前基準です。
そして、3年働かない人は一人前になる前に辞めてしまう「すぐ辞める看護師」と思われます。
3年未満なら新人看護師でも2年目看護師でも、「すぐ辞める看護師」のイメージから逃げることはできません。
「すぐ辞める看護師」と言われるなら、いつ転職しても変わりません。
新人看護師が転職で求人を探す3つのコツ

数少ない新人看護師を受け入れてくれる求人を探すコツを紹介します。
求人を探すコツ
- 教育体制が整っている中~大規模の病院を探す
- 人手不足の病院を選ぶ
- 看護師転職サイトを利用する
参考 看護師転職の失敗パターン7選!失敗する人に共通する特徴を紹介
教育体制が整っている中~大規模の病院を探す
中〜大規模病院は新人看護師教育に力を入れています。
新人看護師教育が充実している病院なら、早期離職の新人看護師を受け入れる余裕を持ってたりします。
私自身は中規模病院ですが、新人看護師教育に力を入れており、毎年2〜3名の新人看護師を受け入れてきました。
小規模病院では、受け入れてないか、受け入れてもらっても研修体制が確立していない可能性があるので注意が必要です。
人手不足の病院
人手不足の病院は、新人看護師でも受け入れてくれます。
とにかく看護師を増やさないと回らないからです。
マルチタスクについていけない、仕事が忙しくて辛いと辞めた看護師は、同じ問題を抱える危険があります。
採用してもらえるかもしれませんが、避けるべき求人です。
看護師転職サイトを利用する
看護師転職サイトの使用は、新人看護師の転職に欠かせません。
なぜなら、辛い状況から開放されたい新人看護師は、求人条件を冷静に判断できない状況だからです。
また、教育体制の整っていて、新人看護師を快く引き受けてくれる病院を自分で探すのは難題です。

野原で4つばのクローバーを見つけるくらい難しいです
看護師転職サイトなら、早期離職する新人看護師の転職サポート経験も豊富なので、あなたにマッチした病院を必ず見つけてくれます。

看護師転職サイトにいいイメージないです…
看護師転職サイトについてはいろんな意見がありますね

看護師転職サイトが不安という人は『看護師転職サイトを使わない方がいい7つの理由|使わないと後悔する?』も参考にしてください。

新人看護師が転職を成功のコツ

初めての転職活動は、わからないことばかりですよね。
新人看護師が転職を成功させるコツを7ステップで紹介します。
大前提
転職先がないまま退職しない
step.1
キャリアプランを考える
step.2
辞めたいと思った理由をきちんと落とし込む
step.3
転職の軸を決めておく
step.4
転職先の病院の情報収集をしっかり行う
step.5
教育環境が整っているかを事前に確認する
step.6
転職の対策を徹底する(面接・履歴書・看護スキルの把握)
step.7
転職サイトを利用して効率的に進める
ステップごとの解説をしていきます。
一般的な転職の流れは『看護師転職の流れを10ステップで紹介|具体的な方法を準備から解説 』で詳しく解説。
転職先がないまま退職しない
どんなに仕事が辛くても、転職先が決まる前に退職するのは辞めましょう。
給料がないのは、想像以上にプレッシャーです。
十分に求人を比較せず、就職を決めてしまう可能性が高くなります。
忙しくて辞めたのに、また忙しい職場に就職したら、なんのための転職かわかりませんね。
2年目の新人看護師は『看護師2年目は転職できる?辞めたい人が転職を成功させる7ステップ』で解説。
キャリアプランを考える
目指す看護師像、理想のライフスタイルを叶えるために、キャリアプランは重要です。
看護師としての到達目標を決め、目標達成までに必要なステップアップになる転職を目指しましょう。
スペシャリスト、ジェネラリスト、マネジメント、ライフワークバランス優先など、キャリアプランは自由です。

看護師以外の選択肢もありです
キャリアプランについて『看護師のキャリアプランは超重要|5つのプランと実現させる具体的行動を解説』でロールモデルも併せて紹介しています。
私のオススメの転職先はICUです。『ICU看護師に向いてる人の特徴5選|新人看護師の転職におすすめ』
辞めたいと思った理由をきちんと落とし込む
「辛いから辞めたい」ではなく、辛い原因を明確にします。
辞めたい原因もはっきりせず転職すると、転職先でも同じ問題で退職することに。

退職理由があいまいだと、私のように転職に失敗します
私の転職失敗談は『看護師が転職で後悔しないために|実際の経験からわかったやるべきこと』で解説。
転職の軸を決めておく
キャリアプランと辞めたいと思った理由を参考に、転職の軸を明確にします。
転職の軸とは、転職で叶えたい最優先事項です。
キャリアアップ、収入アップ、ライフワークバランス、何か一つ軸を決めましょう。
決めた軸を中心に、求人比較をしていきます。

でも、比較してると他のところも気になっちゃいます
軸がぶれなければOKです

軸がぶれない範囲で、他の部分を比較するのは問題ありません。
転職の軸をキャリアアップにしたのに、年収が気になり、経験したい分野以外に転職してしまった。
なんてことがないように、注意してください。
よくある失敗は『看護師転職の失敗パターン7選!失敗する人に共通する特徴を紹介』で紹介。
転職先の病院の情報収集をしっかり行う
病院の情報収集は重要です。
求人の紙面上ではわからない教育体制、人間関係、残業量、業務量など確認しましょう。
口コミサイトで確認することもできますが、一番のおすすめは看護師転職サイトのキャリアアドバイザーに内部情報を教えてもらうことです。
退職者や転職者から情報収集するので、リアルな情報を教えてもらえます。
教育環境が整っているかを事前に確認する
新人看護師の転職で欠かせないのは、教育体制の充実です。
3年目以下看護師は、教育途中の新人看護師。
看護師として成長するための土台を作る、とても大切な時期です。
転職後も、看護師として成長できる環境が整っているのか、しっかり確認しましょう。
転職の対策を徹底する(面接・履歴書・看護スキルの把握)
いよいよ、自分の売り込みです。
履歴書は、あなたに会いたいと思わせるための招待状
面接は、あなたと働きたいと思わせるお見合い
的な役割があります。
重要なのは、嘘をつかず正直に話すことです。
新人看護師は、できることが少ないので、少しでも自分を大きく見せたくなります。
しかし、実像以上に大きく見せると、プライドが高い、嘘をつくイメージをつけてしまいます。
新人看護師はできないのが当たり前。これから頑張っていく前向きな姿勢を伝えれば大丈夫です。

でも、履歴書は書けないし、面接は苦手です!
転職対策に不安がある人は、看護師転職サイトを利用するのがおすすめです

転職サイトを利用して効率的に進める
看護師転職サイトのキャリアアドバイザーは、たくさんの新人看護師の転職をサポートしてきた実績があります。
あなたの気づかない強みや、アピールポイントを客観的に見つけてくれます。
転職サイトを利用すれば、履歴書、面接対策以外にも、たくさんのサポートを受けることができます。
新人看護師が看護師転職サイトを使うべき5つの理由

転職経験のない新人看護師だからこそ、看護師転職サイトは利用するべきです。
おすすめ理由5選
- キャリアプランの相談に乗ってくれる
- 退職方法の相談に乗ってくれる
- 志望動機を一緒に考えてくれる
- 面接対策をしてくれる
- 条件交渉を代行してもらえる
看護師転職サイトは、安心・無料で充実のサポートが魅力。
転職は看護師の価値を高めてくれます。
参考 看護師の市場価値を高める方法は1つ|将来のビジョンに向けた経験が重要
キャリアプランの相談に乗ってくれる
転職は、看護師キャリアを大きく左右するイベントの一つです。
理想の看護師になるために必要な経験が積めるのか、次の転職で不利にならないかなど、5年後、10年後の自分をイメージしていく必要があります。
例えば、認定看護師になりたいなら、目指す認定領域の経験が3年以上必要なので、狙った領域のある病院への転職が必要です。
ジェネラリストになりたいなら、外科や循環器で経験を積んでおくと、その後の転職で選択肢が増えてきます。
このように、先を見越したキャリアを客観的にアドバイスしてくれる看護師転職サイトは、新人看護師の頼れる味方になります。
看護師のキャリアプランについては『看護師のキャリアプランは超重要|5つのプランと実現させる具体的行動を解説』で詳しく解説。
退職方法の相談に乗ってくれる
新人看護師の退職は、必ず引き止められます。
素直に辞めさせてくれる病院はないと思ってください。

引き止められたら辞められる気がしません
実際に
と悩む看護師ばかりです。
退職できないかもしれない不安にもしっかり対応してくれるのが、看護師転職サイトの魅力。
看護師転職サイトのアドバイザーは、経験豊富です。
状況を確認し、円満退職になるようにできる限りのアドバイスをしてくれます。
退職させてもらえないからと諦めず、まずは相談してみましょう。
自力で円満退職を勝ち取りたい人に向けて「【例文あり】看護師が円満退職する辞め方は?伝え方とタイミングが重要」で詳しく解説しています。
志望動機を一緒に考えてくれる
仕事が辛くて辞めてきた、とにかく働かせてください!
なんて志望動機は言えませんよね。
前向きな転職なら、志望動機も出てきますが、辛くて辞めているのでうまく掛けないのは当たり前。
アドバイザーは、ヒアリングであなたの考え、看護観を確認しているので、あなたの気持ちを理解しながら、志望動機を一緒に考えてくれます。
一人で悩まず転職活動できるので安心です。
面接対策をしてくれる
新人看護師なのに転職してるなんて、面接でどんなこと言われるんだろう
面接なんて不安しかないよ
病院の中途採用試験のほとんどは、部長や採用担当者との面接です。
面接一つで採用が決まってしまうので、緊張するのもあたり前。
アドバイザーは、これまでの転職サポートの経験から、新人看護師が面接で聞かれやすいこと、返答すべき内容を把握しています。
私の体験談
私も転職時に、面接対策をしてもらって、安心して面接することができました。病院の理念や、面接官の事前情報ももらえるので、しっかり気持ちの準備もできます。
詳しい私の体験談は『マイナビ看護師の特徴|手厚いサポートで企業求人の転職も有利になる』で紹介します。

条件交渉を代行してもらえる
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新人看護師なので、病院の給与基準に則った給料が貰えれば十分。
しかし、相場より低すぎる給料であれば、交渉するべきです。
自分では交渉しにくいと思うので、ここは完全に任せてしまいましょう。
新人看護師におすすめすの看護師転職サイト5選
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15分程度で終わるので、気軽に話してみましょう!
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看護roo!
看護roo!は、10年以上、数十万人の看護師をサポートしてきた実績を持つ転職サイト。
満足度96.3%が証明しています。
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退職を伝えると引き止められて辞められないって話は誰でも聞いたことがあるはず。
なかなか辞められないって悩む人も多いので、円満退職するためのアドバイスがもられるのは心強いですね。

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ナース人材バンク
ナース人材バンクは、看護師の転職実績No.1。
看護師転職サイトが不安って方は、実績のあるナース人材バンクを使いましょう。
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転職実績No1にはちゃんと理由があるんですね
ナース人材バンク|年間利用者10万人の実績
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レバウェル看護 は、公式ページでキャリアアドバイザーを紹介しているので、担当者がどんな人か分かります。

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レバウェル看護 も全国サービス。
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アドバイザーの対応、紹介求人の質、交渉力で3冠を獲得している実力は頼りになります
マイナビ看護師
マイナビはマイナビグループ内で求人を保有しているので、病院以外の求人も豊富に揃っています。
病院で働きたくない、看護師以外の仕事がしたい
そんな希望も叶えてくれるのがマイナビ看護師です。
企業への就職であれば、グループ内の企業担当から採用面接の対策をしてもらえます。

私もマイナビ看護師で転職して、株式会社に就職しました。
病院とは違い、企業理念の理解度や、自分がどう役に立つのかなどアピールする必要があったのですが、事前に企業担当のコンサルタントが対策してくれていたので、安心して挑むことができました。
看護師だからって病院に縛られる必要はないですよ!
看護のお仕事|相性のいいアドバイザーに出会える
MCナースネット
MCナースネットは、常勤だけでなく、単発アルバイトや派遣看護師の求人も多く取り扱っています。
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会員数は180,000人を超え、求人数も20,000件以上と豊富。
自由な働き方を選びたい人にオススメの求人サイトです。

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看護師転職サイトについてはいろんな意見がありますね

看護師転職サイトが不安という人は『看護師転職サイトを使わない方がいい7つの理由|使わないと後悔する?』も参考にしてください。
新人看護師が転職を急ぐべき理由のまとめ

新人看護師だからこそ、転職を急がないといけない理由は
- 早期退職者向けの求人に限りがある
- 新人看護師と同じ教育が受けられる
- 教育ラダー通り成長できる
- 自分に合った職場を選べる
- 転職がうまくいけば今の職場の悩みから解放される
からです。
あと少し頑張ろう、1年は頑張ろうと粘ることが返って悪い結果になるリスクも覚えておきましょう。
そして、転職するなら看護師転職サイトを利用するのがオススメです。
引き止められる退職へのアドバイス、キャリア相談ができる充実したサポートが無料で受けられます。
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楽しく働くために、まずは登録して、アドバイザーに相談してみましょう!