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【実話】男性看護師の給料は600万円?看護師のキャリアアップ方法

仕事を選ぶのにやりがいは大事ですが、給料も大事です。

やりがいだけでは生活していけませんからね。

今回は男性看護師の給料についての話です。

看護師はたくさんいますが、男性看護師は多くありません。

2018年の男性看護師の数は看護師全体の8%程度です。

それでも男性看護師は年々増えていて『看護師=女性』のイメージも薄れてきてますね。

さて、そんな男性看護師の実際の給料・・・

気になりませんか?

看護師9年目の私の実際の年収を元に、男性看護師の給料を教えたいと思います。

この記事を読めば、あなたも看護師になりたくなるかも?

男性看護師の実際の給料はこれだ

ヤマヒロ
看護師9年目の私の去年の年収は651万円
7年目看護師の年収詳細

基本給289,064円

夜勤手当15,000円

交通費140,000円(半年づつ;2月、8月)

私の病院は、半年ごとに評価をされて、その結果で基本給やボーナスの上昇率が変わります。

この年は役職がついたので2倍昇級でした。通常は年6000円程度の昇給です。

一般的な男性の平均年収が500万円台を考えると少し多くもらえている印象ですね。

平均年収だけで考えれば50代の年収をもらえるので、かなり高給取りの印象を受けます。

交通費は定期代6か月分が半年ごとに支払われます

看護師の給料の特徴

それでは、看護師の給料の特徴を見ていきましょう。

これをみれば、看護師が高給取りに見える理由がわかります。

男性看護師と女性看護師で給料は違うのか

はっきり言って、同じです。

男性も女性も同じ業務をしているので、給料に差が付くことはありません。

一般的な平均年収をみると、女性の方が少ないようですが、この業界にいると、女性の方が給料が低い理由がわかりません。

看護師の給料は男女関係なし

基本給は低い

基本給の昇級率はとても低いです。

毎年6000円程度しか基本給はあがりません。

やっと上がった基本給&年収と同時に、税金も高くなっていくので、せっかく給料があがっても、税金分で相殺され昇給を実感することはないです。

基本給を低く抑えて、各種手当を手厚くしている病院もあります。

病院を選ぶときは、総支給額だけを確認せず、基本給もしっかりみましょう。

昇給率は低い 基本給が少ない病院もある

手当てがやたら多い

病院によってことなりますがこんな手当てが存在します

病院にある手当の種類

  • 夜勤手当
  • 皆勤手当て
  • 調整手当
  • 休日手当
    など
うちはたくさん手当つけてくれるから
看護師
ヤマヒロ
騙されないでください! その分、ボーナスがもらえないんですよ

総支給額が多くても、手当ばかりの給料だとボーナスが減ります。

ボーナスは基本給の〇ヶ月分の支給なので、基本給を抑えておくことで病院は人件費を抑えられるわけです。

基本給を低くして、経験年数分は『調整手当』で上乗せしている病院もあります。

基本給と手当の関係をしっかり把握して、総支給額だけに騙されないようにしましょう!

基本給と手当の関係を理解する

夜勤手当が多い

看護師の年収が高いのは、夜勤手当の存在です。

夜勤手当は病院によって違いますが、だいたい1万~1万5千円程度です。

月にだいたい4~5回実施するところが多いので、5〜7万円くらいは上乗せになります。

年間で60〜80万円の差が出てくるわけです。

私は夜勤を月に6回前後行っていた時期もあるので、月に9万くらいは夜勤手当でもらえたことになります。

経験年数が少なくても夜勤手当の額は変わらないので、若いうちから稼ぐことができます。

どんな職業も新卒は給料が低いので、若いうちから夜勤手当で稼げる看護師は高給取りのイメージがつくのかもしれません。

看護師の給料の大半は夜勤手当の存在

時間外手当

時間外勤務申請書書類画像

看護師は、残業の多い仕事です。

  • 情報収集
  • 記録

情報収集

毎日、担当する患者は変わるので、業務前に情報収集必要になります。

情報収集するもの

  • 患者名
  • 主疾患
  • 入院の目的
  • 治療方針
  • 受け持つまでの経過
  • 本日の処置
  • 本日の検査(朝の採血の結果)
  • その他気になるところ

これを、業務が始まる前に受け持つ患者全員分行います。

ヤマヒロ
このためだけに1時間以上前から出勤しました

情報収集は業務前に行うのが習慣になっているので、時間外手当がでないことが多いです。

最近では、働き方改革で、業務前残業をしなくても業務ができるように、業務調整している病院も増えてきました。

気になる方は、業務残業を減らす取り組みをしている病院を選ぶことをオススメします。

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記録

看護師の仕事は『医師の診療の補助や、患者さんの療養生活の世話』です。

どんな看護をしたのか、しっかり記録に残さなくてはいけません。

ヤマヒロ
この記録がとても厄介

日中、たくさんの処置やケアをするので、それと比例して記録は増えていきます。

しかし、たくさんの患者さんを受け持っていると、処置やケアを同時進行して記録はできません。

それでもなんとか業務中に記録しますが、業務中にやりきれず、業務外にまとめて行うことになります。

その結果、時間外が発生します。

ヤマヒロ
1〜2時間は時間外を覚悟して毎日働いています。

しかし厄介なのは、この時間外は病院の承認が必要なことです。1時間くらいの時間外は申請すらしないでサービス残業になることがあります。

病院によりますが、時間外を認めれくれないところもあります。

就職前に残業はないか、残業したときにしっかり時間外手当はでるかを確認する

給料は生涯一定している

基本給の大きな増加が見込まれないので、経験年数で大きな給料の差はでにくくなります。

一般的な平均年収は、新入職員の給料は安く、ベテランになるだけ高くなります。

参考

20代:350万

30代:440万

40代:500万

50代:620万

このように上昇するのに対し、看護師の給料は上がりません。

ヤマヒロ
このままならおそらく私の年収(手取り)はここで打ち止めでしょう

若いうちは夜勤で給料が高くなる分、他の職業より稼げて遊べます。

しかし、40代50代になった時も給料の上昇がないのはつらいところです。

女性看護師は、結婚などを機に生活スタイルが変わりやすいため、給料の上昇よりも働き方を選べる看護師はとてもいい仕事だと思います。

男性看護師は、家庭を支えていく立場として、子供が成長してお金のかかる時期になっても給料が変わらないことを考えると悩みが尽きません

男性看護師は、将来に不安を抱えやすい

夜勤をやって当たり前

夜勤をやらないと基本給は下がります。

看護師は夜勤をやることが常勤の条件になっている病院が多く、日勤だけだと『日勤専従』となり、給料が通常の基本給の8割程度に下げられます。

そのため、病院で働くときは夜勤をやる必要があることを覚えておきましょう。

夜勤をやりたくないのであれば、クリニックや訪問看護など夜勤がないところで働くことも選べます。

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年収をあげるためにできること

給料が上がるイメージ画像

将来を考えるとやはり給料は増えて欲しいですよね。

キャリアアップをしていくことで年収をあげていきましょう。

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管理職になる

管理職は一番わかりやすいキャリアアップになります。

ヤマヒロ
私も主任になった時に、昇進による基本給の上昇と、役職手当をもらえるようになりました

参考

主任手当:1万

副師長手当:2万

師長:年俸制

私の病院ではこのように手当てや給料形態が変わります。

師長クラスになると年俸制になるので、時間外やボーナスについて変化があるようですが、年収は800万ほどに上昇するようです。

看護師は女性の多い職場なので、結婚を機に離職する人や出産のため働き方を変える人が多く、管理職になる人は限られてきます。

その点、男性看護師はライフイベントがあっても、働き方に変化が起きにくいので管理職につきやすくなります。

私自身も、先輩たちが次々に結婚などで退職したため、早い時期に主任のチャンスをつかむことができました。

ポイント

同じ場所で長く働くこと

出世するには、自分を知ってもらって、評価して貰う必要があります。

そのためには、なるべく早い時期に、働き続ける環境を見つけることです。

病院を転々としていては、職場の評価は上がらず、出世は難しくなります。

20代のうちに働き続けられそうな職場を見つけましょう!

専門看護師、認定看護師になる

キャリアアップのイメージ画像

それぞれ学校に通う必要がありますが、資格を取得するとスペシャリストとしてのキャリアが開けます。

資格手当がつくので、給料アップになります。また、病院外での講師依頼があれば、給料以外の収入も得られます。

しかし、専門看護師・認定看護師には問題もあり、それぞれ資格の更新手続きが必要です。

資格の更新のためには各学会の参加も義務つけられています。学会への参加費用は自費になり、資格の更新にもお金が掛かります。

病院との交渉にもよりますが、資格手当が付いた分、資格を維持する方にも費用がかかるため、収入の上昇につながるかは難しいところです。

診療看護師(NP:ナースプラクティショナ)

診療看護師は、看護師でありながら、初期研修医が実施できるレベルの医師業務を行うことができます

特定行為といって、これまでは医師しか行えなかった業務(動脈ライン挿入、CV抜去など)も診療看護師が行えるようになりました。

こちらの資格は比較的新しいものになるので、病院によって診療看護師の活動方法に違いが大きいです。

医局に属して行動する看護師もいれば、看護部のまま活動する看護師もいます。

給料形態も、これまでの給料に手当てが付くこともあれば、医師と同じように年俸制でもらえるところもあります。

働き方が確立されてない領域ではありますが、確実に力と地位が得られます。

これからの時代にとても重要な役割を持つ資格になるので、とてもオススメのキャリアアップになります。

看護師を極めて行くなら診療看護師はオススメ

まとめ

男性看護師の年収に合わせて、看護師の年収、キャリアアップについて説明してきました。ここで、少し振り返ってみましょう。

実例:30代看護師給料 年収650万程度

  • 30代男性看護師の給料:一般の年収と比べて少し高め
  • 基本給:低い
  • 手当:充実している(特に夜勤手当)
  • 年収:若いうちから高めだが、上昇はしていかない

年代別で比較すると

20代 看護師 > 世代平均年収

30代 看護師 > 世代平均年収

40代 看護師 ≦ 世代平均年収

50代 看護師 < 世代平均年収

といったところです。

もちろん、役職などキャリアアップが進めば看護師も負けていません。

以上が男性看護師のリアルな給料です。

看護師の給料は男女とも代わりはないので、女性看護師は一般職女性より高給になりやすいです。

男性が看護師になるメリット、デメリットは給料以外にもたくさんあります。

私は看護師になってよかったと思えることが多いですし、オススメします。

若いうちに早く職場を固定して、出世するなり、キャリアアップしちゃいましょう!

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  • この記事を書いた人

yamahiro

看護師ブロガー ICU8年、主任も経験。教育委員、主任会リーダー、新人教育担当。 転職して、今は訪問看護の世界へ。 看護師のキャリア形成を大切にしながら、プライベートも充実させたい。 看護師を全力で楽しむ方法を発信します。

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