看護師になりたいけど、偏差値が低いからと諦めていませんか?
実は、頭が悪いとか、偏差値が低いとか、あまり関係ないんです。
実際に、私は中学時代の偏差値は40台です。
高校も地域で1位、2位を争う底辺高校に通っていて、勉強もしなかったので、専門学校や大学を受験できる学力はありませんでした。
どれだけ勉強ができないかというと
・英語で1〜10まで書くことができない
(one,two,threeなど、これも翻訳で書いてます)
・英語で曜日も言えないし読めない
(サンデイ、マンデイ、など言えません)
・『サイン・コサイン・タンジェント』なんて、リアルに謎ワード
英語も数学Ⅰも、看護大学や看護専門学校の入学試験科目なので、この2つができない私は、受験してもとても受かる状態ではありませんでした。
そんな私ですが、現在はICUで働き、主任を任されています。
もし、あなたが私のように勉強ができなくても、看護師を諦める必要はありません。
この記事を読めば、看護師になる希望の光を手に入れることができるのです。
看護師の実際の給料も紹介しています。
参考親の支援なし。自分の力で看護師になる方法|返済しない奨学金がある?
こんな方におすすめ
- 看護師になりたいけど、偏差値が低くて諦めそう
- 頭が悪くても看護師になる方法を知りたい
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偏差値の低い私はこうやって看護師になった
勉強をしてこなかった私は、准看護師から看護師になりました。
看護師は大きく分けて
- 『看護専門学校・看護大学』の卒業後、国家資格の看護師免許を取得する方法
- 『准看護学校』で地方資格の准看護師免許を取得後、『高等看護学校』に進学し、国家資格の看護師免許を取得する方法
以上の二種類があります。
2回も学校に通うなんてもったいないので『看護専門学校・看護大学』に通うのが一番ですが、私は准看護学校から通いました。
その理由は以下の通りです。
高校で全く勉強してこなかった私には、中学レベルの学力で入学できる准看護学校しか選択肢になかったんです。
准看護学校を選んだ理由
准看護学校受験に必要な最終学歴は『中学校卒業見込み』です。
中学卒業していれば受験できるので、試験内容も中学卒業レベルまでしか問われません。
高校は部活だけに集中していた私の受験対策は、高校3年の秋にスタート。
高校卒業レベルを受験しようとすると、高校1年から勉強をし直すようなもので、とても受験まで間に合わない。中学ベルの勉強範囲でいい准看護学校はとても魅力的でした。
私と同じように、中学レベルがやっとの方はもちろんオススメです!
社会人から看護師になることを考えている方でも、受験勉強の時間がない方や、働きながら看護学校に行きたい方は、准看護学校から看護師を目指せることを知ってほしいです。
偏差値が低いといっても、高校レベル(英語・数学Ⅰ)はできる方は、専門学校や大学受験をオススメします
准看護師から看護師になるメリット・デメリット
看護師になるための最短の道ではないので、良いところも、悪いところもあります。
ここからは、私が経験して感じたことなどをもとに、准看護師から看護師になることのメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
ココがポイント
- 働きながら学校に通える
- 0から看護学を学ぶ
ココがダメ
- 高等看護学校への進学が必要
- 実習が2回ある
- 給料に差が出る
- 学習内容が詰め込まれている
メリットに比べてデメリットの量が明らかに多いですね。
メリット1 働きながら学校に通える
働きながら学校に通えることについては、下記の記事にまとめてありますので、読んでいただけると嬉しいです。
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メリット2 0から看護学を学ぶ
私は部活に没頭するあまり、高校の勉強をおろそかにしていました。
そのため、中学・高校で学ぶべき知識はほとんどありません。
一般的な大学などは、これまで勉強してきた土台の上に、さらに新しい知識を身につけていくことになるので、基礎学習ができていなければついていけません。
それと比べ、看護学校で学ぶことは、学生みんな看護の知識0から始まります。この0から始まることはとても重要です。
なぜなら、スタートラインがみんな同じなら入学から勉強を頑張れば、今までの偏差値なんて関係ないからです。
これは私のやる気を掻き立ててくれました。
勉強ほど努力が結果に結びつくものはありませんから。
デメリット1 高等看護学校への進学が必要
准看護学校で得られる資格は、地方資格の『准看護師』であり、国家資格の『看護師』ではありません。
看護師になるためには、さらに高等看護学校へ進学する必要があります。
学校に2回通わなくてはいけないので、はっきり言って大変です。
学習内容の違いは
- 准看護学校・・・技術を優先した即戦力
- 高等看護学校・・アセスメント力(患者さんの状態を把握するための力)強化
といった印象です。
看護師の仕事
- 患者さんの状態を正確に把握する
- 患者さんに合わせた適切な看護を提供できる
アセスメント力は看護師にとって、とても重要なスキルになります。
逆に、看護専門学校や看護大学は、アセスメント・技術の両方をバランス良く学習していくことができます。
准看護学校は、メリットを求めるならオススメですが、メリットを感じないのであれば、看護専門学校や看護大学をオススメします
デメリット2 病院実習が2回ある
『実習』は、看護学校で一番辛く、挫折者がでるイベントです。
- 病院や施設で患者さんを受け持ち、看護を学ぶ
- 1〜3週間を1クールとして、5〜6クールほど行う
- 実際にどの時期に、どのくらい実習に行くかは、学校により異なる
実習では、患者さんの病気や運動能力、日常生活などの情報収集・評価し、毎日その人にあった看護計画を立てて介入していきます。
この実習期間中は、9時〜15時まで病院で実習し、家に帰ってから食事の時間、睡眠時間を削りながらの日々を過ごすこととになります。
私の思い出の中で、一番つらい実習では、毎日の睡眠時間3時間、それを1週間続けて乗り越えました。
この実習を経験して、晴れて卒業するのですが、高等看護学校へ進学すると、また実習をしなくてはいけません。

と諦めてしまう人がいるくらいです。
実際、私も挫折して、すぐに進学しなかったです
デメリット3 看護師になったときに給料に差が出る
ここまで努力して高等看護学校を卒業し、看護師になっても、看護大学卒業の看護師と給料の差が出ます。
どんな会社でも、大学卒業生は専門学校卒業生と比べて給料は良いと思いますが、看護師も同様です。
実際、1〜2万円ほど基本給の差が出るようです。私の働いていた病院は1万ほどの差でした。
もちろん、業務内容は全く一緒です。
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【実話】男性看護師の給料は600万円?看護師のキャリアアップ方法
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デメリット4 学習内容が詰め込まれる
看護大学は4年間、看護専門学校は3年間かけて、看護師の勉強をしていきます。
しかし、准看護学校から高等看護学校へ進学すると、どちらも2年で単位を取らなくてはいけないので、かなり詰め込まれた勉強過程になります。
2年は長いようですが、2年生はほぼ実習となるため、看護の学習は1年生ですべて終えるくらいの勢いです。

勉強に不安がある、やっぱり大学に行きたいなら勉強しよう!
偏差値が低くても看護師になる方法をご紹介しましたが、看護師専門学校や看護大学に直接入れるなら、それが一番。
できるなら看護専門学校、看護大学を目指しましょう。
でも、受験なんて自信がない人が多いはず。

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インターネットだけの情報では、細かいことはわかりません。
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終わりに
まとめ
偏差値が低くても、看護師になれる
看護師になるための勉強のスタートラインは一緒なので、今までの偏差値は関係ない
准看護師からなるなら、学校は2回通わなくてはいけない
高校レベルで偏差値が低いなら、看護専門学校に直接入学する方がいい
偏差値なんて関係ありません。入学できれば、あとは努力するだけです。
実際に私も、看護学校に入ってから猛勉強して看護師になることができました。
国家試験の模試では、15,389人中319位になったこともあります。
だから、自分の今の学力で諦めないでください。
看護師になるだけなら道はたくさんあります。
さらに、看護師になってしまえば、学歴なんて関係なくなります。
学歴が関係あるなら、私は主任になれていないはずです。
この記事が、誰かの背中を押す手助けになれたら嬉しいです。